2012年10月02日
十五夜お月様
備瀬のフクギ並木に佇む Birth the suite です。
台風17号が台湾の手前で急に東に進路を変え沖縄を襲い、本土を駆け抜けて行きましたが皆様ご無事でらっしゃいますでしょうか。
備瀬の暴風雨が一番ひどかった時間帯は、29日の14時からの3時間。最強と呼ばれた15号がかすんでしまうほどの勢力で、もうそのエネルギーの前にはなす術なし。ただ通り過ぎるのを祈るのみの長い長い3時間でした。
停電したのは29日のお昼過ぎ。そのままだんだんと日が暮れてゆき、お部屋は真っ暗に。各地の被害が気になるのと、まだ怖いのもあって、初日は非常用のラジオをつけたまま眠りました。どうぞ被害が拡大しませんように。
翌30日。停電は復活せずにそのままなだれ込むように夜に。前日よりもずいぶん気持ちも落ち着きを取戻し、懐中電灯を手に外に出てみると、ん?明るい?どこかに電気がついてる?
あぁ、満月。十五夜お月様。
外灯のすべて消えた集落の砂の道を、蒼白く清らかな光が静かにてらしていました。それから部屋に戻り窓を開け、静かになった波の音と風の音を聞きながら、お月見。
お供えのおだんごもすすきもありませんでしたが、停電したからこそ、より五感で感じる月光浴でした。

台風17号が台湾の手前で急に東に進路を変え沖縄を襲い、本土を駆け抜けて行きましたが皆様ご無事でらっしゃいますでしょうか。
備瀬の暴風雨が一番ひどかった時間帯は、29日の14時からの3時間。最強と呼ばれた15号がかすんでしまうほどの勢力で、もうそのエネルギーの前にはなす術なし。ただ通り過ぎるのを祈るのみの長い長い3時間でした。
停電したのは29日のお昼過ぎ。そのままだんだんと日が暮れてゆき、お部屋は真っ暗に。各地の被害が気になるのと、まだ怖いのもあって、初日は非常用のラジオをつけたまま眠りました。どうぞ被害が拡大しませんように。
翌30日。停電は復活せずにそのままなだれ込むように夜に。前日よりもずいぶん気持ちも落ち着きを取戻し、懐中電灯を手に外に出てみると、ん?明るい?どこかに電気がついてる?
あぁ、満月。十五夜お月様。
外灯のすべて消えた集落の砂の道を、蒼白く清らかな光が静かにてらしていました。それから部屋に戻り窓を開け、静かになった波の音と風の音を聞きながら、お月見。
お供えのおだんごもすすきもありませんでしたが、停電したからこそ、より五感で感じる月光浴でした。

Posted by Birth at 00:26│Comments(0)
│備瀬